食卓のちから

私のこいびとへのの願いは


食べることに頓着をもつひとがいいなと思う。
おじいさんになっても、おばあさんになっても

食卓を囲めるということに、感謝を、それから愛して、

目の前のおじいさんを愛しいと祈るように思う。


私たちには、ごはんを口にして、ちからにする機会が
一日に三度ある。
人生に何度とある時間。

怠けてはいけない、調子にのることではない。

たん、として調えるべきことなのだ

幸田文 台所帖

幸田文 台所帖