あたしとあなた


あたしとあなたは似ているのだって
言われて

私もそう思っていたとうなづいていたよ、自然に。


あのこは鈍感でなんていうかぶきっちょで
見ていたらもどかしくってだから見ていられない
それでも気づかない

はっきりといってしまえば要領が悪いのだと
だけど思いやりにあふれている

わたしたちは気がつきすぎるのだって
でもそれってね
とても疲れるんだよ

洗い場のおかあさんが
私にそういった